とうもろこしのポレンタ。

寒くなってきましたね。
寒くなると美味しいもののひとつにポレンタがあります。
これはとうもろこしの粉を、塩とオリーブオイルとバターを入れたお湯で炊くお料理なのですが、
とても素朴なお料理です。
私はずっと、このお料理が好きではなかったのですが(味のない、ぼそぼそのペースト状のもの…)
MULINO MARINOさんの粉を使ったものを食べてから寒い時期に楽しみなお料理になりました。
だいたいがメインの付けあわせとして登場しますが、カッチャトーリでは、突き出しのお皿としてサービスします。
ソースはトマトとアンチョビと唐辛子のすこし辛いソース。
最後にパルミジャーノチーズをかけて完成です。
私はこれが大好きで。
一緒によおく冷えたスプマンテなんかがあったら言う事ありません。

ポレンタと言えば思い出すのは、
イタリア、ピエモンテ州の山間にある、rifugio。
避難所、とか、山小屋、の意ですが、ここでは美味しいお料理も食べられます。
彼女(女性シェフです。素敵な方です)のスペシャリテはポレンタ。
大鍋に山のように炊かれたポレンタをいろんなソースで食べる事ができます。
サルシッチャのトマト煮、長ネギのクリームソース、いのししの赤ワイン煮、野菜の煮たのや山のチーズなど、たくさん出てきます。
ああ、食べたい…。
同じようにポレンタを山のように炊いて、ポレンタパーティーをするのが今の夢(?)です。

ここは夏の間はトレッキング、冬になるとスキーで賑わうところです。
とてもきれいな場所です。


さてさて、12月に入ると、琵琶湖の鴨が届きます。
楽しみですね。

それではみなさま、どうぞ風邪には気をつけてくださいませ。M


山小屋のある山にて。
夏、湖まで歩く。



イタリア ピエモンテ州 ランゲにて。
冬の風景。
ポレンタ用に乾燥させているのかと思い写真に撮っていたら、そこの農家のおじさんに、これは家畜の餌用、と言われる…。


ポレンタのお料理の写真もまた載せたいと思います。
ではでは。