答志島訪問

お世話になってる魚屋のセルフィシュさん主催の答志島漁港見学に参加しました。

何故この時期かと申しますと、特級の魚であるトロ鰆の゙漁期だからです。

漁港では鰆の選別、手当て、漁師さんのお話を聴いて参りました。

徹底された鮮度管理と魚の取り扱い方に耳を傾けて参りました。例えば絶対に地面や漁船の甲板に魚は触れる事が無く扱われる事や、センサーで脂肪分一体づつ測るのですが、その箇所も厳格に決まっていて、その回数は一回のみとの事でした。全てクオリティーを突き詰めた結果のルールであり、大変な手間で私共の手元に届いていると知りました。

他に海苔の種付けや、シラスが丁度水揚げされていたので見学する事ができました。

籠から直接、味見したシラスの弾けるような食感と旨味は現地ならではの体験でした。

お土産に海苔も手に入れて、大満足の一日でした。

答志島の皆様、有り難う御座いました。

 

 

フィッリッポジャッコーネ来日のお知らせ

私が師事したチェーザレの長男フィリッポ ジャッコーネが来日します。

 

現在、生まれ育ったアルバレットデッラトッレ村でフィリッポ オステ イン アルバレットを営むオーナーシェフで、私にとっては兄の様な存在です。

期間は12月19日から1月11日までの予定です。

丁度、クリスマスや大晦日、新年を迎える時期ですので、現地(ピエモンテ州ランゲ地方)のこの時期の特別コラボメニューをご用意する予定でおります。

 

近々、内容の詳細をお知らせしますので、楽しみにお待ちください。

 

桃届きました。

丁度良い大きさ、

あまり知られてないけれど、ピエモンテ州は桃の名産地です。

アマレッティと桃の組み合わせは秀逸です。私にとっての一番は、チェーザレの桃とポルチーニの前菜、北海道から状態の良いヤマドリダケが届くときしか、出せない料理です。

タイミングが合えば是非味わって頂きたい料理の筆頭です。

こちらの桃は愛知県から届きました!

日本に戻りました。

 

7日間のイタリア研修無事終わりました。

やはりイタリアは素晴らしいの一言に付きます。

一番の出来事は、アルバレット村の仲間が集まってエノガストロノミアのアンバシャダーに選任して頂いたことです。先月師匠であるチェーザレが亡くなって、彼らがチェーザレを悼む気持ちを分けて頂いた事、ピエモンテ料理とワイン、チェーザレの料理を引き継いで伝えて行く役割を、現地の仲間から背中を押してもらえた事、これ以上の喜びはありませんでした。