ヨーロッパでは今でも古い型の車がたくさん走っています。
時々アルバレット周辺でも、旧型ビートルの集い、だとか、アウトビアンキ、フィアット500などのレースが開催されていました。
外観からして、古い車大好き!といったおじさんたちが、にこにこしながら小さな車に乗って、
ランゲの丘陵地帯をびゅんびゅん飛ばしている姿は、なかなか素敵なものです。
何台もの色違い、同じ車種の車が、次々走ってゆくのを見ると、なんだか得した気持ちになりました。
私はもっぱらFiat Panda Young (ヤング、というのがいいですね。笑)のお世話になっていました。
内装も外観も、ぺらぺらの超エコノミックカーです。
色は赤。
でも馬力はなかなかのもので、どんな山でも(雪道でも)登りますし、
高速だって140くらい、頑張れば出ます。
農家の方々の御用達カーで、泥道や砂利道、畑の中まですいすいです。
今では新しいデザインになってしまいましたが、このなんともいえない薄さが好きでした。
テレコム・イタリアも、ムニチピオ(村役場)、警察もカラビニエーリも、とにかくフィアット・パンダ!
こっちが新しいデザイン。
なんだか普通の車になってしまいましたね…。
何度か運転したことがありますが、ブレーキが利きすぎて、カクカクしてどうしようもなかったです。
利かないブレーキに慣れ過ぎていたのでしょう…。
そしてフィアットといえばやっぱり500ですよね。
いつも見ても素敵です。
これまた新しいデザインが出ましたが、やっぱり賛否両論。
可愛いですけどね。
でもね。
そしてスパイダー!
憧れの車です…。
素敵だなー。
トリノには、Museo Nazionale dell'Automobile 自動車博物館もありますし(大興奮です!)
http://www.museoauto.it/
Fiat本社もあります。
そして以前のFiatの工場だったLingottoの屋上には、テストコースもあってなんともいえない風景が広がります。
このリンゴット、老朽化のため閉鎖されたのですが、
1989年、あのレンツォ・ピアノ氏の設計によりリニューアル・オープン!
ショッピング・モール、映画館、そして素晴らしい美術館!、本屋さん、ホテルなどが入っています。
トリノの話になってくるとまた長くなりそうなので次回にしますが…。
京都に来てからは全く運転していません。
なぜか友達に止められます。笑
結構得意なんだけどなー。
M