狩猟期間も、あと1か月になりました。
今週は、久しぶりに青首鴨が届きました。
この料理も、そうですが、他のお料理も
最近、盛り付けが原点に回帰してきました。
十年やって気付かされる、
チェーザレの料理が、
真に理にかなっていると改めて思うこの頃です。
愛知県大府産、花井トマト園から届きました。
毎年、今から半年間お世話になってます。
フェットゥチーネとの、相性は抜群です。
イタリア近海では、水揚げされない魚であるのに、塩漬けされて流通、遠くイタリア全土に運ばれ、
郷土料理として各地に根付いています。かつては、安価で貴重なタンパク源、イタリア人にとって、最も親しみ深い食材の一つです。
2ヶ月間、研修でお世話になった、ヴェネト州のレストラン
ラ・ペーカのある、ヴィチェンツァ辺りでは、町を代表する、郷土料理が、アンチョビと玉ねぎで煮込んだバッカラ・ アッラ・ヴィチェンツィーナと、バッカラ・マンテカートで、バッカラ愛に満ちた土地柄だったのを覚えています(ヴィチェンツァのレストランが一同に集まってバッカラ料理レシピを紹介する、立派な本が出版されていたりする)。
日本にも、棒鱈など似た食材があるのも興味深いですが、イタリアでは、和食よりも料理のバリエーションが豊かな気がします。
チェーザレでも、好んで登場する食材のひとつで、煮込み以外にも、茹でてサラダにしたり、フリットにしたり、秋は白トリュフにも合わせたりしてました。
カッチャトーリでは、今回、バッカラ・マンテカートとトマトと黒オリーブの煮込みを作りました。
厳冬にほっとする、素朴な味が魅力です。
ちょっと遅くなりましが、明けましておめでとうございます。
暮れは、31日までで、新年は3日の初仕事でした。
昨年度は、ブログを更新する、余力得られず、半ば放置状態でしたが、本年度は、美味しいニュースを沢山発信して参ります。
早速ですが、北海道十勝から、北イタリアヴェネト州トレヴィーゾの特産のお野菜タルディーボが届きました。タルディーボは、その特殊な栽培法、華やかな姿、味で、高級イタリア野菜の代表です。
イタリアでも特殊なお野菜が、日本の農家さんの手で、見事に育てられている事に、頭が下がります。
カッチャトーリでは、サラダ、リゾット、パイ包み、フリットなどにします。ご希望で、今週中ならタルディーボ尽くしも可能です!
新潟からは、尾長鴨
信州からは、鹿
福岡からは瓜坊が、届いています。
いずれも、猟の達人から届けて頂きました。
ありがたく、美味しく調理したいと思います。
23.24.25日の三日間、いつもの
¥6000¥9000の2コースに加え
限定クリスマスコース¥12000
をお選び頂けます。